妊娠22週:妊娠22週目の生活
妊娠22週になると胎児の内臓や体の各器官もだいぶ完成して、それぞれの
動きが活発になります。
これと平行して精巣や卵巣、副腎や下垂体、甲状腺などのホルモンをつくる
器官も働き始めます。
妊娠22週には赤ちゃんは羊水を飲んで、腎臓でろ過し尿として排泄してから
また飲み込むという作業を行うようになります。
羊水中のさまざまな不純物を飲み込むことで腸に便として(胎便)を貯める
ようになるのもこの頃からです。
■ 妊娠22週目レッスン 人工中絶について
ここで扱うテーマは人口妊娠中絶のことです。中絶が可能な時期は、
「胎児が母体外において生命を維持することのできない時期」
に限るとされており、現在では妊娠22週未満と規定されています。
妊娠22週であれば、お腹の赤ちゃんは肺の機能が十分に発達していないので、
産み落とされたとしても自力で生きていくことはできません。
人工妊娠中絶は、母体保護法に基づいて、都道府県の指定する医師が行うものと
規定されていて、
・妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を
著しく害するおそれのあるもの、
・暴行もしくは脅迫によって抵抗もしくは拒絶することができない間に
姦淫されて妊娠したもの
について中絶を行うことができると定められています。
中絶をした後の問題としては「中絶後は不妊症になりやすいか」というものが、
気に掛かるもののひとつであると思います。
一般的に人工妊娠中絶手術後は10日前後、出血が続きますが、その後は出血は
止まり、およそ1ヶ月ほどで生理が再開するのが普通です。
しかし、出血がいつまでも止まらない、腹痛みが続く、生理が再開しないなどの
異常があった場合には、何らかの異常があることがほとんどであり、このような
異常が中絶後に起こった場合、最悪妊娠することを諦める必要がある身体になって
いる可能性があります。
技術が未熟な医師に中絶手術をされた場合や、医師の指導に従わず、中絶後に
無理をしてしまうと、このような異常を招きかねません。
人工中絶手術はきちんとした病院で受け、術後は医師の指示通りに安静にする
ということを守れば、通常、恐れるような結果にはならないはずです。